「ぁ”・・・あ”ぁ”・・・っ・・・」
激しい息と呻き声が漏れる
それとともに太ももが痙攣する。
無機質な金属音とともに
足が上昇していく。
上体を固定しながら悲鳴をあげる。
足が上がるとともに新たに見えてくる風景に
乳酸の溜まる感覚しか感じることができない。
今、目の前に広がっている光景は
限界まで追い込まれ震える太もも
そして広背筋の苦痛、そして・・・・・・
直視することも憚れるような
悲惨なほどの脂肪が
正直に映っている
「・・・今のこの脂肪を見て、どう思う？」
残酷なまでに金属音が響く。
へそに汗を溜めながら
その汗がゆっくりと滴り
「・・・ねぇ、どう？」
ともう一度答えを促す。
「・・・・・・自分の腹筋を見てみたい・・・」
耐ええられない
レッグレイズに大きく首を振る
しかしもちろん逃がしてくれるはずもなく
「うっすらと見えるでしょ？
脂肪の上から・・・ねぇ、どうなっているの？」
「・・・あ”ぁ”っ・・・」
「やり抜くよね。本当に見たいんだったら、
隠しちゃう脂肪は、邪魔な脂肪は・・・
取ってしまえばいいんだよ」
「あ”ぁ”っ・・・！」
動かない太ももに力が入り、
火照った腹筋にさらなる苦痛が走った。
・・・大きく震える爪先
床には上乗せされたレッグレイズの水溜まりを作っている。
あともう少しでも刺激を与えられれば、
今でさえこみあげてくる乳酸の苦痛が
今まで感じたことのないような苦痛が
マグマのように湧き出てくるのを感じた。
見てみたい
汗を流して身悶える、
そして支配される苦痛に従順になるモチベを併せ持って
花咲いていくシックスパックを進化させていきたい。
体と心へ造り変えていきたい。
震えている太もも
腹筋と皮の間にある脂肪
へそに視線を近づけると
刺激への地獄にビクンと震え
溜まっている雫を揺らした。
与えた刺激がとどめとなり、
とうとう窪みは雫を保ちきれなくなり、
へその切れ込みの隙間にその汗を零す。
「ぁ”・・・あ”ぁ”・・・っ・・・」
細い線となって流れ落ちる感覚すら刺激になり、
また新たな雫を蓄えていった。
上乗せするレッグレイズ
乳酸が溜まり足が鉛のように重くなっいる
7セット目で太ももがイッまってしまった。
ハァ ハァ ハァ
足が…… もう上がらない……
辛く苦しそうに喘ぐ。
更に追い込むレッグレイズ
ハァ ハァ ハァ……
あ”ぁ”っ～
ゆっくり1回ずつ確実に回数を重ねていく。
ハァ ハァ ハァ
思うようにレッグレイズができない。
ハァ ハァ ハァ
膝の伸ばしが悪かったから もう1セット！
もっと爪先を伸ばして高く上げろ！
どんどん肉体を追い詰める。
ハァ ハァ
ハァ ハァ
腹筋がビクンビクン震える。
ハァ ハァ
足を床に着けたら1セットやり直し！
極限まで追い込み
逃げ道も塞ぐ。
お腹の脂肪を1ミリでも燃焼させる！
終わらせないラスト1セット。
ハァ ハァ ハァ
首筋から汗を流しレッグレイズをする。
ハァ ハァ ハァ
足を高く上げたレッグレイズの姿勢で喘ぎながら静止する。
へそから溢れた汗が床に落下している。
ハァ ハァ ハァ……
それでもレッグレイズを止めようとはしない。
太ももが真の限界を迎え
足が床に着く寸前で
上がらなくなってしまう。
ブルブル震えるだけの太もも。
とうとう上がらなくなってしまった足
段々床に足が近づいていってしまっている。
足が床に着いたら1セットやり直し！
絶対に…… 自分の腹筋を見るんだ！……
あがれぇ～ 足ぃ～
はぁ あ”あ”あ”あ”ぁ”～
大きな声を上げ
徐々に足は上がっていく
ハァ～ ハァ～ ハァ～
11月のレッグレイズが上乗せされる。
フッキンにくんのレッグレイズ
シックスパックなんて夢のまた夢……
だと思っていた
ハァ ハァ
減量とレッグレイズでお腹脂肪を落とす
ハァ ハァ
まだ見ぬ腹筋に出会うまで……
あ”ぁ”っ
今は隠れて見えないが……
ハァ ハァ
地獄のレッグレイズ拷問器具の
ハァ あ”ぁ”っ
グリップを握れば全身運動の代謝が始まり
ハァ ハァ
激しい呼吸音と呻き声が漏れ続ける
ハァ ハァ
腹で呼吸するたびに
溜まった乳酸が鞭を浴びせる
ハァ ハァ
すでに未来のシックスパックを手に入れている
ハァ ハァ
お腹脂肪を落とせるか
落とせないかは
追い込み次第
あ”ぁ”っ
太ももと腹筋がイッちまいそうになっている
あ”ぁ”っ
ハァ ハァ
イッちまいそうだ
太ももと腹筋の鳴き声をブログにアップ
うっすらと割れはじめたシックスパック
ハァ ハァ
右
ハァ ハァ
左
ハァ ハァ
下
ハァ あ”ぁ”っ
上”
レッグレイズグリップを握りしめながら
呻き声を漏らす
首筋から流れる汗が
うっすらと割れはじめた
シックスパックを流れる
乳酸を溜め込み
ブルブルと震える太もも
痙攣するヘソに汗が溜まる
ハァ ハァ
”膝” 伸ばせ！
ハァ ハァ
”踵” 持ち上げろ！
ハァ ハァ
ん” ぎも” ち” い” い”
ハァ ハァ
あ”ぁ”っ
ハァ ハァ
太ももと腹筋がイッちゃいそう
心の声をブログにアップ
この腹筋はフィクションです。
ハァ ハァ
47
ハァ ハァ
48
ハァ ハァ
49
ハァ ハァ
50
はてなブログにログインしてモチベアップ
シットアップはへそを見ながら
50回のシットアップを10セット
腹筋に溜まる乳酸が気持ちいい
夜になると消えてしまう
うっすらと割れた田の字腹筋
減量とシットアップを続けなければならない
へその周りがシワシワになっている
腹筋が張り裂ける追い込み
この腹筋はフィクションです。
うっすらと割れはじめた田の字腹筋
首筋から流れる汗が止まらない
コロナ禍が残した
巣籠もり健康器具の前に立ち
太ももをブルブルと震わせながら
はてな？ブログにログイン
巣籠もり健康器具のグリップを握り
床から足を浮かす。
ラ”イッ
レ”フッ
ハァ ハァ
ア”ッ
ハァ ハァ
タ”ン”ッ
ハァ ハァ
乳酸を溜め込んでブルブルと震える
腹斜筋と太ももで
爪先を揃え限界の高さに持ち上げて十字を書く
僧帽筋のハンガーに吊るされたタンクトップ
デカイ三角筋とはみ出るぶ厚い大胸筋
腹筋に力込めてガンバ！！
首筋から流れた汗は
うっすらと割れた田の字の溝を流れ
へそに溜まり
足を上げるたびに
口から漏れる呻き声と同時に
溢れ出す
やっと田の字にたどり着いた
まだ
まだ これから！
イケる！
まだ
まだ ここから！
イクんだ！
張り裂けそうな太ももで
下腹部とわき腹の脂肪が落ちるまで！
太ももがブッ飛んでも下りない！
心の声をブログにアップ
